今回はこの写真を探索します。
1960年代の航空写真です。
さて、どこでしょう?

撮影場所を特定する鍵は、
・山の裾を蛇行する川
・川に架かる橋梁
・中央部に広がる集落
・集落の外側を走る道路
といったところでしょうか。
なお、右側の黒い影は撮影した飛行機の胴体(機内側)でしょう。
実は、この写真の提供者がすでに場所を突き止めていて、現在の川西市一庫あたりだということです。

一庫ダムがある知明湖から流れ出た「一庫大路次川」が能勢電鉄日生線の下をくぐった後、南から東、さらに南へと蛇行しています。
また、能勢電鉄線の北側の一庫大路次川には橋が架かっています。
さらに、一庫の集落は健在で、南側の能勢電鉄線との間に道路(黄色)が走っています。
では、答え合わせです。
現在の同じ構図の写真を見てみましょう。

1枚目の写真と比較すると、
・能勢電鉄線が走っている。
・一庫集落の南側の道路の隣の小山が無くなって、線路敷きになっている。
・左上に一庫ダムがある。
・写真上部の右から中央にかけて、国道173号が走っている。
・左下の山が開発されている。
・一庫の集落は多少家屋が増えている。
といったことが分かります。
能勢電鉄日生線の開通は1978(昭和53)年12月のことでした。前述の「小山」は、この工事に伴って切り崩されたのでしょう。
また、一庫ダムは1983(昭和58)年に完成しました。
国道173号もダムの整備に関連して付け替え整備されています。
では、恒例のお楽しみです。
2枚の写真をスライドさせて、街の変化をご覧ください。


