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街の記憶が詰まった缶詰は「街の記憶缶」=マチノキオクカン
What‘sマチノキオクカン?
聞きなれない名前ですが
マチノキオクカン=街の記憶缶=街のデジタル・アーカイブ
街や暮らしの記憶(マチノキオク)が詰まった缶詰(カン)のようなデジタル・アーカイブを、みんなで一緒に作るプロジェクトです
「マチノキオク」は写真やビデオ、8ミリフイルム、チラシ、地図、パンフレット、新聞、メモ帳、日記帳、絵画など、様々な形をしています
マチノキオクカンは何のため?
例えば、住宅が建ち並ぶニュータウンも、半世紀ほど前までは子供たちがウサギ狩りを楽しんでいた里山でした
ニュータウンに移り住んできた人たちやその後に生まれた人たちはそのことを知りませんが、里山で野ウサギを捕まえて大喜びする様子が写った写真を見たらきっと驚くとともに、自分たちの街を今までとは違った眼で見直すことでしょう
例えば、子供の頃に家族で買い物に行った商店街も今は消え、どのようなお店があって、どのような品物が幾らで売られていたか…などすっかり忘れられています。
しかし、写真やチラシ、地図などは当時の記憶をしっかりと記録していて、人々がどのような暮らしをしていたか…や、どのような思いで生きていたか…などを思い起こさせるでしょう
写真はアルバムに、ビデオは押入れの段ボール箱に、チラシはたんすの引き出しの底に、地図やパンフレットは本棚にきっと残っているはずです
でも、いつ断捨離されてしまうか分かりません
それらを発掘してデジタル化し、誰もが見られる状態にすること(=デジタル・アーカイブ化)で、私たちが暮らしてきた街がどのように成長してきたかを共有できます
また、これからどのような街にしていくかを考える礎ともなります
マチノキオクカンは将来志向のプロジェクトです
マチノキオクカンの作り方
まずは、家や会社などに眠る写真など(マチノキオク)を集めます
集まったマチノキオクはデジタル化して、整理、保存、公開します(=マチノキオク缶)
たまには展示会もやりましょう
将来的には博物館のような施設=マチノキオク館を作りましょう